むし歯にならないための「予防」という考え方
皆さんこんにちは。
スマイル歯科です。
最近、「予防歯科」や「お口の予防ケア」という言葉をよく耳にすると思います。
これは、むし歯や歯周病を防ぐためのお口ケアのことで、少しずつ浸透してきています。
長寿で有名な日本ですが、歯の本数を見ると、80歳での平均残存歯数は13.9本で、20本以上の歯が残っている人は38.8%しかありません。
一方、予防歯科の先進国であるスウェーデンでは、80歳での平均残存歯数は21本、同じく予防に力を入れているアメリカでも17本もあるのです。
20本以上の歯が残っていれば、ほとんどのものをしっかりと噛んで食べることができ、食生活にほぼ満足できると言われています。
こうして見ると、日本はまだまだ「予防後進国」なのです。
お口の中は普段は中性の状態ですが、食事をすると酸性に傾きます。
酸性の時、むし歯菌などの細菌が歯に付着してプラーク(歯垢)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。
この酸が歯を溶かす「脱灰(だっかい)」を起こし、やがて歯がむし歯になっていきます。
しかし、唾液や歯磨きをすることにより、歯は「再石灰化」して、再びお口の中を中性に戻していきます。
むし歯を防ぐためには、歯が脱灰しても、しっかり再石灰化を促す状態を作ることが必要です。
つまり、むし歯菌を減らすためにプラークの付着を防ぐことや、むし歯菌の栄養となる糖分がお口の中に残しておかないことです。
このために、毎日しっかりと歯磨きをしてプラークを落とすことが大切です。
歯磨きの際には、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなども併用すると効果的です。
歯科医院は「歯が痛くなってから行く所」と考えている方も多いと思いますが、「痛くなる前に行く所」にすれば、むし歯を予防することができます。
毎日どんなにしっかり歯磨きをしていても、プラークを完全に落とし切ることは不可能です。
そこで、セルフケアでは取りきれない汚れを、歯科医院で定期的に落としてもらいましょう。
歯科医師や歯科衛生士など「お口のプロ」が、専用の薬剤や器具を使いってブラッシングでは取れない歯石なども含め、お口の中を徹底的に磨き上げます。
これを「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・ クリーニング)」といいます。
お口の状態にもよりますが、定期検診と一緒に3ヶ月から半年に一度行うことをおすすめします。
また、セルフケアの指導もさせていただきます。
スマイル歯科
| 医院名 | スマイル歯科 |
|---|---|
| 院長 | 田中 慎一 |
| 住所 | 〒351-0005 埼玉県朝霞市根岸台6-8-35 根岸台クリニックビル202 |
| 電話番号 | 048-466-2250 |
| URL | https://www.smile-dclinic.com/ |
| 診療内容 | 一般歯科、インプラント、小児歯科、入れ歯、予防歯科、審美歯科、歯周病、親知らずの抜歯、ホワイトニング、PMTC、矯正歯科、顎関節治療など |
| 概要 | 埼玉県朝霞市の歯科医院【スマイル歯科】です。地域の皆さまの毎日がスマイルでいられるようにお口の健康を守っていきます。皆さんの輝く笑顔のために、スタッフ一同精一杯サポートしてまいります。どうぞよろしくお願いします。 |
